ほいちゃっぴのオフロードにっき

Husqvarna TE250i に乗っています。 オフロードやキャンプのことを書きます。

RM80 レストア その1

みなさんこんにちは。

最近ブログ書く気に満ちているほいちゃっぴです。

 

今回は友人から依頼された、1990年式 SUZUKI RM80のレストア記事を連続で行きたいと思います!

 

◆RM80ってどんなバイク?

RM80とは2001年までSUZUKIが発売していたキッズ用モトクロスバイクです。

80ccですがエンジンは20馬力以上あり、超ハイパワーです。

市販車とは違いエンジンの消耗も早く、定期的なメンテナンスが必要なバイクです。

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◆状態を見てみよう

まずまたがると一発でわかりますが、リアサスペンションがビヨンビヨンです。

公園にあるバネの付いた例のアレくらいビヨンビヨンですw

オイルが完全に抜けてしまったのでしょうか... 減衰力が0です...

ロッドも点サビが結構出ているので要再メッキです。

 

続いてエンジン、乗った感じはパワーがある気がしますが、ちょっと弱いかな?

車体を少し倒すとキャブから無限にガソリンが溢れます、恐らくフロート周辺が固着・変形しているのでしょう。

 

◆メンテ開始!

まずはリアサスを取り外します、リンクとサスペンション上部のボルトを外し、

エアクリーナーから伸びているダクトを外し、ああだこうだ知恵の輪を解くように

サスペンションを動かすと抜けますw

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サスペンションのオーバーホールはババナショックスさんに依頼しました!

 

次に、ピストンリングを交換するためにシリンダを外します。

クーラントを抜き、チャンバーを外しサクサクっと作業を進めていきます。

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シリンダを取り外す所まで来ましたが、ガスケットが固着していて、なかなかシリンダが外れません… 仕方ないので、プラハンで打撃を与えつつ慎重に外していきます。

10分ぐらい格闘の末にようやく外れましたorz

 

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シリンダですが内部は鏡面になっておりクロスハッチは完全に消失、

ピストンリングもかなり痩せていたみたいでピストンとシリンダに縦キズが

まあまああります。

古いピストンリング外そうとしたら、超鋭利になっていて親指の先がスパッと

切れました(涙

指が結構さっくり切れてやる気がなくなったので、今日はここまでにしますw

 

 

次回はシリンダの簡易ホーニングとキャブOHについて書こうと思います。

お楽しみに!